
矯正すると見た目がきれいになるだけでなく、歯のお掃除がしやすくなるので、虫歯や歯周病にかかりにくくなり、機能的な噛み合わせになるので咀嚼能率が向上し顎間接の障害を予防するなど、より健康的に生きることができます。
また「笑顔に自信がついた」「表情が明るくなった」と、精神面でもプラスに働くことが多いようです。
近年では矯正に使用する様々な装置・器具が進歩し、目立たない透明な器具や歯に近い色のセラミックなどを用いてスマートに矯正することができます。
歯並び 噛み合わせは、歯とあごの骨格的問題の組み合わせで、症状が決まってきます。骨格的問題が含まれている場合は、小さいうちに(早ければ5歳くらいから)治療開始しないと、きちんと治りません。気がついた時点でなるべく早く矯正歯科専門医に相談しましょう。
残念ながら普通の歯列矯正治療は保険の対象外です。歯列矯正治療の費用は症例によりかなり大きく異なりますので検査の結果をみてお知らせする事になります。支払方法などについては分割納入が可能ですので事前に担当者に良く相談して下さい。尚、歯列矯正の治療費は大人でも診断書があれば税金の医療費控除の対象となります。診断書の発行は無料です。
症例によって異なりますが、通常ですと2~3年位でしょう。装置装着後は月1回位の通院ですみます。
いったん歯が並び終わっても、あと戻りを防ぐためにリテーナーという保定装置を1年~2年ほど装着することになります。
装置を調節した日から数日間は、歯が浮いた様になって痛むことがありますが、これは自然になくなります。歯を削る事はほとんどありませんので、一般の歯科治療の痛みとは異なります。