
ホワイトニングは歯を削らない・麻酔をしない・痛みがない、というのがメリットです。
但し、ホワイトニング開始時に虫歯の治療は済ませておく必要があります。
また、ホワイトニングによって知覚過敏が発生することがあります。たいていの場合、一過性のものですので直ぐに治まりますが、痛みが続く・痛みがひどい等の場合は、医院で検査を行ってもらったり、痛み止めを処方してもらうと良いでしょう。
変色の原因・変色の程度・はの質などにより、個人差があります。あくまで、その方の元の歯の色合いから徐々に白くなりますので、「ご希望される白さ」や「真っ白」という訳にはいかない方も少なくありませんが、「どの程度まで白くなるのか」また「どの程度白くするか」を確認しながら進めていきます。
ホワイトニングには適応症があり、また白くできる限界もあります。歯がホワイトニングに適しているのか、十分にカウンセリングを致します。
歯の変色原因には3つあります。
1・外因性着色
コーヒーなどにみられる、色素が歯の表面に付着して変色するもの。歯の表面だけの着色であれば、ホワイトニングでなく、クリーニングでキレイにすることもできます。
2.内因性着色
病気や外傷または薬の副作用で、歯自体に染み込んだ着色汚れです。ホワイトニングの対象となりますが、ホワイトニングのみで改善することが困難な場合もありますので、医師にご相談ください。
3.加齢に伴う黄ばみ・遺伝による強い黄ばみ
加齢により徐々に歯の色調が濃くなるもので、象牙質の厚みが増し、黄褐色が強くなります。また肌や髪の色が遺伝するように、歯の色も遺伝します。これらはホワイトニングに最も適しており、とても効果的です。
ホワイトニング効果が永久に維持するのが望ましいのですが、残念ながらそうではありません。
その方の歯の性質や生活習慣によって異なりますが、ホームホワイトニングの場合は、なだらかなペースでゆっくりゆっくり再着色していきます。再着色する理由としては、食物などの日常生活における外因性着色、年月とともに色調が濃くなるという自然現象などがあり、ゆっくりではありますが、術前の状態に戻っていく現象があります。
一度手に入れた白さをなるべく長時間維持するためには、ホームは2~3年に一度のタッチアップ(追加のホワイトニング)をしていく必要があります。タッチアップを行うことにより、再着色しづらい歯になっていくという結果が報告されています。
ホワイトニングによって、知覚過敏が発生することがあります。
但し、これは一過性のものですので、ホワイトニングを一時中断すると症状は治まります。もし痛みが治まらず続くようであれば、薬やジェルを塗布するなどの方法がありますので、御相談ください。
また当院では、アメリカの最新式で知覚過敏抑制剤が入っているものを使用しておりますので、知覚過敏の発生が他のものより少なくなっております。
もうひとつの欠点が、再着色です。
程度の違いはありますが、必ず再着色は起きてしまいます。白さを維持する方法としては、
これをホームホワイトニングで1週間程度行えば、白さはより長く維持できます。